好きラノ2020年下期投票
・池田明季哉『オーバーライト2 ――クリスマス・ウォーズの炎』
【20下ラノベ投票/9784049133233】
今巻はミステリ要素はなくミステリ好きとしてはちょっと寂しかったがかったが前巻と同じく魅力的な青春小説なのは変わらない。ブリストルという街の雰囲気を感じられる細かな描写も良い。
・紙城境介『継母の連れ子が元カノだった5 あなたはこの世にただ一人』
【20下ラノベ投票/9784041091654】
前巻は主役2人に動きのある巻で、これまでより一段階上がった面白さだなと感じたが、サブヒロインのいさなを中心とした今巻も負けずと面白かった。
・玩具堂『探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる』
【20下ラノベ投票/9784040646633】
日常の謎もののミステリ。謎解き的にもキャラクター的にも読んでいて楽しく長く続いてほしいシリーズ。
・佐伯庸介『グリモアレファレンス 図書委員は書庫迷宮に挑む』
【20下ラノベ投票/9784049130751】
現代の学校の図書館の地下がダンジョンになっているダンジョンもの。この舞台の身近さによって冒険に参加してみたいなという気持ちが湧いてくる。
・竹町『スパイ教室03 《忘我》のアネット』
【20下ラノベ投票/9784040737409】
面白いけど前巻が滅茶苦茶良かったからなーと思ってたら最後に一撃入れられた。
・谷川流『涼宮ハルヒの直観』
【20下ラノベ投票/9784041107928】
ハルヒの新作が読みたいという気持ちと、谷川流のミステリが読みたいという気持ちの両方を持っていた自分にとって、一挙両得と言っていい作品。
・手代木正太郎『むしめづる姫宮さん3』
【20下ラノベ投票/9784094518689】
主人公達の問題が簡単には解決されない厳しさがありつつも優しさも感じられる青春小説完結編。
・二月公『声優ラジオのウラオモテ #03 夕陽とやすみは突き抜けたい?』
【20下ラノベ投票/9784049134919】
アニメ見てると確かに稀に「突き抜けた」ように感じられる瞬間はあって、そこにはこういうドラマがあってもおかしくないように思うに
・悠木りん『このぬくもりを君と呼ぶんだ』
【20下ラノベ投票/9784094518542】
百合SF。前半の雰囲気作りが上手い。クライマックスあたりは少し真っすぐすぎてそのあたりの良さが少し減ってる感はあるけど期待の新人。
・竜騎士07『バケモノたちが嘯く頃に ~バケモノ姫の家庭教師~』
【20下ラノベ投票/9784049133844】
竜騎士07らしさがコンパクトにまとまった1冊。ミステリとして見ると完全にアンフェアって感じだがそこもらしさともいえる。